夕方にメールマガジンが送られてくる。見やしないのだが「ああ夕方になったんだな」と時報代わりに受信し続けている。
ところがそのメールと全く同じメールが10分置きくらいに届くようになった。「配信元がヘマをやらかして多重に配信でもしたんだな」などと思って、届くたびに削除していた。
次の日になってもそれが続いたので「配信元は今頃大騒ぎでメルマガ大量配信のクレームが殺到していることだろう」と配信元のサイトに訪れてみるとやっぱり
サポートに連絡しづらくなっています
と出ていたので鬼の首でも取ったかのような気分になって「やっちまったな」などと思った。
どうにもできないので、事態の収拾を待つことにした。
ところが、夕方近くになって、他のメールも一切届いてないことに気が付き始める。
「ちょっと待て?」
事件は会議室で起こっているんじゃない、
「配信元が送り続けているんじゃない!メールサーバーに届けられたメルマガがなぜか引っ掛かって、それ以降のメールが受け取れていないんだ!」
ということに気が付いたのだ。
「このクソ忙しい年度末になんてことだ!」
やっと事態に気がつけたので、さっそくSSHを開き、すぐにメールのキューを確認
# postqueue -p
これで普通はどんだけ貯まっているか見られるのだが、emptyと出てくる。つまり空ってことだが、それはおかしい。実際に届いていないメールがいくつもあるはずなのだ。そんな静かなクライアントじゃない。
mail.logを確認するのがスジだろうが、めんどくさい。logを解読しようとするだけで肩が重くなる。それよりも先に
# ls -l /home/****/Maildir/cur
でメールボックスがどうなっているか見てみた。
メールの一覧が出てくる。時間も表示されているので、あの問題のメルマガもだいたいで検討がつく。
その検討をつけたメールを削除することにした。logも確認せずに、ね。
ファイル名がやたらと長いのでコピー。時間とかの後に書かれている部分。こんな感じ。
16480486541.Vfc00I5c00e5********.hoge\:2\,S
そいつをrmで問答無用に削除。
# rm /home/*****/Maildir/cur/16480486541.Vfc00I5c00e5********.hoge\:2\,S
再度、メーラーで受信してみると一気に他のクライアントからのメールも流れてきた。詰まったメール以降に送られていたメールたちが受け取れていなかったのだ。ヤバい!
夜の11時頃までそれらの処理に対応するはめになってしまったが、なんとか事なきを得た。
だがふと考え直してみると、rmじゃなくて、mvで移動して、問題のメールを取っておけばよかったな、なんてふうにも思った。
何が引っ掛かったのか?要はDovecotが、あるメールを受信させるときに、途中で断念するようなふるまいをするわけだ。そのメールのどの部分が原因なのかがわかったら、対策も練られたろうに。ちょっと惜しいな。